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2021年を振り返る

2021/12/09
この記事は4分で読めます

2021年は世間的にもいろいろありましたが、私自身にとっても身の回りに大きな変化のあった年でした。

とりあえず雑に振り返っておこうと思います。

あ、全然関係ないのですが雪を降らせてみました。react-snowfallお手軽だしおしゃれだし神です

転職

もはや誰も彼も言っていることなのでアレですが、受託・SIerとWeb系の毛色の違いは大きいです。個人的にはWeb系の今の会社の方が何を作るにも身軽だし、裁量も大きいので好きです。

前職でなにをやっていたか

入社3か月後までは新卒研修でした。プログラミング初心者の文系大学生が最低限オブジェクト指向とはなんぞやというところまで理解できるレベルへ押し上げてくれたので、とても助かったし感謝しています。新卒一括採用で大量に雇用してエンジニアを自社で育て上げ、以降は(パートナー会社のメンバーを組み込んだチームで利ざやを確保しつつ)外で稼いで来させるというビジネスモデルなので、なんだかおいしい部分だけフリーライドしてしまった感じでやや申し訳ないです。

その後、1年目の年末ごろまでAndroidカーナビのUIライブラリ開発をしばらく行いました。以降は2案件ほどWebフロントエンドの仕事をしました。

……というと聞こえは良いですが、AndroidはJavaでの開発だったし(が世間にはKotlin旋風が吹き荒れており結構焦りました)、フロントに至っては手探りでjQueryを勉強する哀れな仔羊が一匹生まれていました。(世間ではReactとTypeScriptがもてはやされており、Webアプリケーション開発目的でjQueryを使う奇行をするものはもはや消え去っていました。)

ただ、まったくReact等のモダンな開発と無鉛だったわけではなく、自分で勉強した成果を別の部署の人たちにレクチャーする会をやったり、React + TypeScript + CSS Modulesというそのタイミングで自分では行けてると思ってた組み合わせのテンプレを作って社内にばらまいたりしてました。結果的に後輩の方が私よりも先にjQueryしんどみ現場を脱出するなど面白イベントも多々ありました。面白いですね。

転職活動

やはりまごころのこもったドラッグアンドドロップによるデプロイはよいものですが、個人開発でVueやReact等を触り始めるにつれて「自分は今まで何の苦労をしてきたんだ……」「これからも自分はどこにあるともしれないCSSクラスを$してonするのか……「もう型のない開発に耐えられない、全てを静的型で表現したい」となってきます。しんどいことは良くないことです。

リモートワークで浮いた時間をWantedly経由の面接などに充てる形で1月から転職活動を開始し、複数社との面談等を経て、3月に今働いている会社で内定を頂くことになりました。

やはり成果物を普段からまとめておくことと、自分が仕事の中で何を考え、どういう行動をしてきたかを語れるようになることはとても大事だと思います。前職の現場で経験できたこともひとつひとつ説明すれば共感してくれる方は多かったです。

仮に今転職していなかったとしても、転職活動を通じてベンチャーのボードメンバー層の方々や大小さまざまな企業のエンジニアの皆さんとお話しできたことは、大きな経験だったなと思います。カジュアル面談はいい文化。

その後

楽しくフロントエンド開発をしています。楽しい!楽しい!

あと、あまり驚きでもないのですが、ベンチャーは人の入れ替わりが激しいです。私が入社したのが半年前なのですが、エンジニアメンバーのうち半数は私よりも後に入社したような形になっています。日々変化する組織がまとまっていく様はなかなか面白いです。

直近では社内システム刷新計画のリーダーをさせてもらったり(ここでの「リーダー」とは、何もわからいので周りの人にあれこれお願いして助けてもらいながら自分が一番じたばたがんばらないといけない人のこと)、なかなか刺激的です。Next.js + TypeScript + ApolloClientというめちゃくちゃモダンな技術選定もさせてもらえたし、何より事業部のメンバーと交流しながらドメインを理解してシステムに落とし込んでいくのが、「ああ~ちゃんと役に立つ(予定の)道具を作れてる~」という感じでめちゃくちゃ脳汁が出ます。

急拡大していく組織に耐えうるユーザビリティを持ったシステム開発に対して、全力でコミットしてやるぜ~という感じで来年もやっていきましょう🤞進捗ヤバい

Asazu Taiga
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