デジタルメモPomeraで文章を書いてインターネットに投げまくればいいじゃない

皆さんは、デジタルメモPomera(ポメラ)をご存じだろうか。文章を書く、ということに特化したキングジム製のガジェットだ。

僕とPomeraの出会いは、高校生の頃に遡る。当時、小説を書くのが好きだった僕は、初代モデルであるPomera DM10をお小遣いで買って使いまくっていた。現在のコンセプトよりもさらにとがっていて、パンタグラフキーボードが中央で分割されて折りたたまれる画期的な作りをしていた。耐久性とか打鍵感の面で弱点があったので、現在のシリーズではオミットされて、シンプルな画面とキーボードを折りたたんだだけの作りに変更されている。

最近、久しぶりに小説とか、それ以外でも文章をたくさん書きたくなった。それで、今までの人生で一番文章をちゃんと書いていたのはいつだろう、と思い返したときに、その傍らにPomeraの存在があったことを思いだした。

Pomeraのいいところは、もうインターネットで散々書き尽くされているけれど、シンプルなテキストエディットに特化しているところだ。テキストデータをインポート・エクスポートする以外の用途ではネットにつながらないし、そのシンプルさが逆にいい。まあ、この点結構僕は懐疑的で、別に多少のWeb閲覧が出来たところでこの道具の価値は下がらないと思う。それよりも、開いた瞬間にテキスト入力画面が出てきて、ほとんどのメニューがそのオマケみたいな立ち位置になる、というUI/UXのほうが大事だと思う。

Pomera自体の紹介はこんなところにして、文章、特にブログを書くことの価値とか意味とか、もっと軽率でいいんじゃないかみたいなことを考えたい。

僕は、文章を書くことの怖さとか、加害性とか、炎上とか、そういうものを結構気にしている。あるいは、文章を書くことで、自分の底が知られてしまうことにもナイーヴに捉えている部分がある。「この人はこういう考え方をするんだな」と思われてしまうのが怖いというか、書いてないことでも自分はいろいろなことを考えているんだぞ、というへんな自尊心があるというか。

なので、ブログを書くぞーと思っても億劫になってしまう面がある。ブログって、一時代の人にとってはビジネスの一部として考えられていた側面があると思うけど、正直それだけで何か価値を生むようなものじゃない。すごくロングスパンで戦略を練っている企業ブログとかそういうのは別にして、個人が思ったことをだらだら書くのって、メリットももしかしたらあるのかもしれないけど、デメリットもあるかもね、と思ってしまう。

だから、ブログは書くインセンティブよりも書かないインセンティブのほうが強くて、結果書かない。というのが、過去の人生の大半で僕が感じていることだ。

技術ブログとかはちょっと毛色が違うのかもしれない。過去の自分の転職活動とかを考えても、インターネットで技術的な発信をすることによって、「この人は最低限、Reactのこういう部分はわかってるんだな」と評価してもらえたことがある。だから、結構ダイレクトに自分の市場価値に効いて来る気がする。それでも、ある程度の年齢とかレベル感になってくると、「めっちゃ強い人」(インターネットで技術的な発信を継続的にしており、スペシャリストとして信頼されていて、他媒体での執筆や講演を重ねている)と「まあ、普通の人」ぐらいに分けられてしまうよなあ……。正直、今からめっちゃ強い人になりに行くの、大変すぎるし、別になりたいとも思わんな、みたいなのが素直な吐露。

僕が今言いたい「軽率にブログを書くかー」は、それとは違って、もっと適当なものだ。裏付けの調査をしっかりして、間違ったことを言わないようにしないと、と思うと本当に何も書けない。いや、書けなくたっていいんだけど、Pomeraという優秀な道具を手に入れたことによって、とりあえず書くか、という流れが自分の中で今到来している。

文体もぐちゃぐちゃ、誤字も多分ある(AIに直してもらえばいいのにね。というかCIとかで校正してほしい)。とりあえずそれでも、思ったことをある程度まとまった形で残すのって、多分大事なんだよな。X旧Twitterでも長いスレッドとか記事に出来るなら、別にいいと思うけど。あそこをそういう使い方をする気がなんとなく起きない。

というわけで、自分はPomeraくんと一緒に、文章を量産していくかーという感じになっている。LLMに投げれば多分全部やってくれるけど、前にも言ったようにLLMを自分の発言としてインターネットに投稿することは怖いし(仕事は別。それで仕事が前に進むならまあいいよ)、人間がいっぱい文章を書く方が楽しい。

Pomeraで文章を書いてインターネットに上げるまでのフローを例示しておきます。僕はこうやって行こうと思う。

これだけ。すごく楽。GitHubでMarkdownを管理しているタイプのブログって結構スマホからの投稿がめんどかった記憶があるんだけど、アプリからファイルの追加とか編集が出来るようになってて感動した。もしかして昔からある?

注:最低限の誤字は直したけど、このブログはぐちゃぐちゃですね。ぐちゃぐちゃでも書かないよりは書いたほうがよい、という趣旨を体現してるのかもしれません。今ビールを飲んでいるので、許してください。